「貧すれば鈍する」Old Media!米中首脳会談の報道に見る“見え見えの保身”を笑う(^-^)

先日、北京で行われたトランプ大統領と習近平国家主席による米中首脳会談。 皆さんは一連のニュースをご覧になって、どんな感想を持たれましたか?

「また貿易摩擦で一触即発か?」「結局、米中は対立ばかりしているな」

日本の大手マスメディア(いわゆるオールドメディア)の報道を見ていると、判で押したように「対立の構図」や「軍事的緊張」ばかりがクローズアップされていました。ですが、報道の切り取り方や主観的なトーンに惑わされず、ホワイトハウスの公表資料と新華社の発表という「双方の一次情報」をフラットに見比べてみると、全く違う景色が浮かび上がってきます。


実際の公式発表から見えてくるのは、背後で着実に進んでいる「ビジネスの実利」や「AIなどの新技術ガバナンス」における、米中共同のしたたかなコントロール(ガードレール引き)です。

しかし、なぜ日本のメディアを通すと、こうも情報が偏り、時には特定の国へ「擦り寄っている」とさえ見える報道になってしまうのでしょうか。その裏側を少し冷ややかに紐解いていくと、現在のオールドメディアが陥っている、ある”ことわざ”が浮かび上がってきます。

そう、「貧すれば鈍する」です。

1. 経済的な「貧」がもたらす現場の劣化

新聞の発行部数減少やテレビの広告収入低迷は、もはや歯止めがかかりません。 経営が「貧すれば」どうなるか。真っ先に削られるのは、海外現地での独自の裏付け取材や、じっくり時間をかける調査報道の予算です。

おカネも人員もない現場に残されたのは、発表資料を右から左へ翻訳して流すだけの「コピペ報道」。自分たちで汗をかいていないからニュースの行間を読むこともできず、結果として中身の薄い、偏った報道だけが電波や紙面に乗ることになります。資金の困窮が、コンテンツの質をダイレクトに直撃しているわけです。

2. 世間の変化についていけない組織の「鈍」

さらに深刻なのが、精神的な「鈍さ」です。ネット社会になり、私たち読者・視聴者の側は、複数の一次情報をスマホで並べて見比べるリテラシーを当たり前に持つようになりました。メディアの「報じ方の偏り」など、数秒で見破れる時代です。

それにもかかわらず、メディアの送り手側は「まだ自分たちが世論をリードしている」という昭和の成功体験から抜け出せず、「両論を並べておけば中立と言い訳できる」という古いマニュアルに依存し続けています。

中国現地での取材拠点を守りたいという「大人の事情(保身)」や事なかれ主義が透けて見えていることすら、彼らは気づいていない(あるいは気づかない振りをしている)のです。この変化に対する鈍感さは、滑稽ですらあります。

賢い観客として「凋落のドキュメンタリー」を眺める

信頼を失えばさらに読者が離れ、ますます経営が「貧」になり、さらに報道が「鈍」になっていく……。 かつて「社会の木鐸」などと大威張りしていた権力が、自らの事なかれ主義で自滅していく姿は、皮肉な因果応報と言えるかもしれません。

私たちがメディアの誘導に引っかからなくなった以上、彼らの右往左往は、もはやニュースとしてマジメに受け取る必要はないのでしょう。

「古いビジネスモデルが衰退していくドキュメンタリー」として、一歩引いてニヤニヤしながら眺める。

これからの時代、それが一番精神衛生に良い、大人のニュースとの付き合い方なのかもしれません。

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