アンジェラ・アキさんのライブで出逢った、温かな時間と人生の余韻。

先日の土曜日(2026/07/25)、初めてアンジェラ・アキさんのコンサートに行ってきました。会場は渋谷のNHKホール。

彼女の曲で私が知っていたのは、あの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」のただ一曲だけ(笑)。

それなのに、なぜか「彼女が苦しんで苦しんで作り上げた久しぶりのニューアルバムを引っ提げてのツアー」という情報を耳にした瞬間、吸い寄せられるようにチケットを予約してしまったのでした。まさに直感の導き(笑)!

私の席は、1階席のC20列29番。 会場を見渡すと、私の抱いていたイメージとは異なり、男女問わず本当に様々な世代の方々が集まっていました。ふと両隣を見ると、私と同じように一人でいらしているらしいアンジェラ世代の男性。

最初は「おっと、これはもしかして場違いなところに来てしまったかな……」と思いましたが、それは杞憂に終わりました。ステージが進行するにつれてその居心地はどんどん良くなり、最終的には「ああ、本当に良いコンサートだったな」と心から満たされている自分がいました。

彼女の魂の叫びのような音楽を聴きながら、ふと「それに比べて、まったく平々凡々に育った私の人生のなんと薄っぺらいことか!」なんて苦笑いしてしまったり(笑)。

アンジェラ・アキさんの呼びかけで、私は自分の人生にも想いを馳せていました。

私は早くにパートナーを亡くし、小学生の二人の子どもと共に生きてきました。世間から見れば「大変で悲しい生活」に映ったのかもしれません。

けれども私自身は、パートナーからの「人生の指南」を受け取ったようにも感じ、ある種の感謝の気持ちを抱きながらパートナーの導きにより今日まで歩んできたように思うのです。

ですからアンジェラ・アキさんのように深い悩みの闇に迷い込むことなく、ここまで来られたのかもしれない――そんな風に、自分の歩みを優しく肯定できた気がしています。

ライブの演出も実に見事でした!アンジェラ・アキさんのメッセージがダイレクトに私の心に飛び込んできます。

ふるさとの阿波弁で語るアンジェラ・アキさんの心は、私たちひとりひとりの心にその波動を伝えます。和やかな優しい空気に包まれた素敵なライブでした(笑)。

終演後、会場を出ると、若い女性たちが口々に「最高だった!」と言いながら笑顔で帰路に着く姿が目に留まりました。

「ああ、彼女たちもいま、青春の真っ只中で悩みや希望を抱えて一生懸命に生きているんだな!」 そんな風に、羨ましくもどこか微笑ましく思える自分がいました。

直感を信じて足を運んだライブで、素晴らしい音楽に触れ、見知らぬ誰かの人生にエールを送り、そして自分の人生の愛おしさを再確認する。そんな、心地よい余韻が今も優しく胸に残っています。ありがとうございます。

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